イタリアで生きる 
ビールが大好きな私と夫は、常に冷蔵庫にビールを冷やしている。
正確に言えば、ビールが大好きな夫のために、安いところで私が買い蓄えている。
安いビールでもまあいいだろうとモレッティやペローニを飲む私と、値段が2倍のチェレスというビールでないと気が済まない夫なので、それぞれのビールを用意せねばならない。
超倹約家で節約が趣味な私は、イタリア国民にとってコンビニ的存在である、ほとんどの場合バングラデシュ人が経営している割高なお店で買い物などたまったもんじゃない。
しかし夫は冷えたビ－ルがないのなら、そこへ寄ってチェレス1本買いたい人なのである。
私は我慢ならない…
しかしこれだけのことで夫に文句を言うのも違うような気がするので、ここで頑張るのは自分。
私が安い店へ行き夫のチェレスを買い、自分へも安いビールを買うのである。
さて先週のこと、イタリア大手のスーパーCONADへ行くと、なんとあのチェレスが破格の値段に！！
今回ばかりは夫を説得し、箱1つと更に6本を買わせることに成功した。
冷蔵庫になければ買うのなら、安い店に行ったときにたくさん買えばいいものを、1回で少ししか買わない夫。
私は行く回数が減るので手間もガソリン代も省けて一石二鳥だと思うのだが、夫にはこの考えは伝わらない。
いつか分かりあえ、2週間分30本買おう！と言ってくれる日は来るのだろうか。
ヨーロッパ旅行をお考えなら！
