我が家の目の前は私道で、家もそんなに多くなく10数世帯が暮らす一角である。
穏やかかと思えばそうでもなく、毎日のように何かが起こり話題となる。
暇を持て余したお話し好きのおばさまたちがいるのも原因ではある。
まずこんなに短い静かな私道なのに、ここの裏がインフラ整備の会社の駐車場になっていることに問題がある。
彼らの超大型トラックは朝は5時から、夜は深夜0時近くまでこの小さな私道を行き来する。
それに伴にこれらを運転する従業員も行き来するわけで、早朝の話し声も響くのがうるさい。
先週はついに暴力沙汰でカラビニエリまで呼ばれる事態となった。
事の発端は、ここで働く人がこの私道をあまりにもスピードを出すので、ここの住民Aが注意したこと。
朝8時半でまだ寝ていたのだが、激しい口論があまりにもうるさく、そのうち殴り合う音が聞こえた。
めんどくさくなるから手だけは出してはダメだった…なんて思っている間に、次々と住民たちが集まってくるが、こういう時は意外とみな静観している。
なにより住民Aの妻が赤ちゃんを抱えながら「マルコ!やめなさい!」と繰り返し叫ぶ方が、なんともかわいそうだった。
もともとこの会社と我々数世帯は、この騒音について前々から戦っている。
弁護士にも相談へ行ったが、お金を払って訴えたい住民が私たちと住民A含む3世帯しかなく、それでは各家庭が負担する金額が大きいので諦めた。
それからは駐車場は分散されたりとマシにはなっているが、それでもうるさいことには変わりはない。
昨日はまた警察が住民Aを訪ねていたが、なにか進展はあったのだろうかと考えていたところである。
平和な日々は来るのだろうか。
イタリアで生きる 