結婚を後悔するとき

私と夫は知り合って4年が経つ。

付き合った日などよくわからない私たちは、出会ってから去年移住してくるまでの間、ほとんど遠距離だった。

オーストラリアでのワーキングホリデー(以下ワーホリ)中に出会い、半年後に私は3か月の旅に出発、夫はそのままオーストラリアでワーホリを続行。

お互いの用事が済んだ後、タイで合流し1週間のバカンスを楽しんだ後、夫の家族に会うためローマへ。

2か月遊んだ後はお互い自分の国で生活し、一緒に暮らすための資金を稼いだ後に再会する予定だったが、コロナが流行したため1年と半年間1度も会わないまま結婚する気でイタリア移住となった。

つまり出会ってから結婚まで一緒に暮らしたのは最初の半年と旅行中くらい。

それなので“一緒に暮らしてわかる相手のこと”をほぼわからないまま結婚してしまい、私は許せないけど夫はまったく気にしないこと、一生解決できそうにない問題がいくつかあり、結婚を早まったのかと若干焦る。

たとえば。

夫は冬場にシャワーを毎日浴びない。

(ちなみにとても気になり調べてみたら、イタリア人の半分は毎日シャワーを浴びないらしい)

普通が2、3日に1回、私が無理やり入らせなければ4日、5日入らないこともある。

シャワーできるのに5日間もしない人は存在するようである。

今文章にしてみるとあらら…としか思わないのだが、実際自分のパートナーがシャワーを浴びない、またその人と一緒にベッドで寝なければならないとなると、気持ち悪くて仕方がないのである。

夫がシャワーを浴びない人だと最初から知っていればよかったが、そもそもこんなことは盲点であろう。

今は7月、暑くて湿気もあるのに「今日の仕事場は暑くなくて汗かかなかった、疲れたから明日」と久しぶりに言われたので、あの怒りを思い出したところである。

これから結婚する方にはぜひ“パートナーのシャワーの頻度”を確かめておくことを心からアドバイスしたい。

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