私は28歳の専業主婦であるが、たまに1日何をして過ごすのかと聞かれることがある。
暇と言えば暇だがいつもなんだかんだやることがあり、割と楽しく過ごしている。
まだ引っ越してきて1年少し、未だに家に必要なものがたくさんあり、それらを注文したり組み立てたり飾ったりする。
地下室の掃除、整頓をやりつつ、庭の野菜や花の手入れをする。
お役所関係のことや、ちびっこに日本語を教える準備、家の掃除や洗濯もしているとあっという間に1日が過ぎる。
社会から取り残されたような孤独感に襲われることはたまにしかないので、多分専業主婦には向いてるのであろう。
さて、イタリアに来て無職になってもっとも力を入れているのは、イタリア語の勉強ではなく和食作りである。
18歳で日本を出ても、やっぱり体が欲するのは日本食である。
水も小麦粉もお米も自分が今まで使って来たものではないので和食づくりは難しいが、時間はたっぷりあるので全部を1から楽しく調理できる。
もしかしたらこの料理のおかげで暇にならないのかもしれない。
昨日はやっと小麦粉の種類と配合が上手くいき、初めて素晴らしいと言える手打ちうどんができた。
日本じゃ滅多に食べなかったカレーうどんが、今では癒しの味である。
参考までに
3人分
- Farina 00 100g
- Farina di grano duro 100g
- 水 140g
- 塩 5g
①塩水を作り、混ぜ合わせた小麦粉の中に3回くらいに分けて入れる。
②小麦粉がぼそぼそになるまで箸で混ぜ、そのあとは手でこねる。
③表面がキレイになったら30分休ませ、好きな太さに切る。
④ゆで時間はだいたい10分。
料理は好きだが才能がないので、在伊3年目にしてやっと美味しい配合を見つけられた。
香川県出身の方…大目に見てくれ。
ヨーロッパ旅行をお考えなら!