まだあった面接での差別

先月オンライン面接をした。

ここ3年でもう5、6回は面接してきたので、なんとなくの段取りは解るようになったが、やはりいまだに緊張する。

さて、今回はオンライン面接であった。

日本では一度もなかったが、イタリアではオンライン面接もよくあるのかこれが3回目である。

ざっくりいうと今回はイタリア人と日本人との三者面接でだったのだが、1か月経った今でもモヤモヤと心に残ることがある。

それは年配の日本人女性面接官に「結婚しているようだが子どもの予定は?」と聞かれたことである。

おそらくその場にいたイタリア人は日本語がわからないので、この質問がされたことには気づいていないだろう。

わたしは驚いたが質問に答えなければならないし、でも何と答えたら一番いいのかを一瞬で考え結局当たり前だが「今のところはない」と答えた。

最初に単純にこんな失礼で差別的な質問するのかと驚き、次にこれは許される質問なのか?と疑問に思った。

それにこの先何十年も企業で働くとして、たった5か月の産休がそこまで問題なのか?とも考えた。

そして今日イタリア語のオンラインレッスンをしているとき、そのモヤモヤをイタリア人女性の先生にぶつけたところ、それは間違いなく違法よ!と教えてくれた。

やっぱりそうだったのか。

それを聞き調べたところ、EU加盟国では子どもの有無、既婚かどうか、妊娠しているかや子どもの予定を面接中に質問するのは完全に違法らしい。

あの時それをわかっていればもう少し違った答えができたのかな、と思うと同時に、誰がはっきりと答えるだろうか?と思った。

妊娠するつもりがなくても起きてしまえばそれまでだし、結婚していなくても長い付き合いのあるパートナーがいることもある。

こんな質問はされた側を不快にするうえ、確かな答えを得られないのだから、違法かどうかに関わらず質問するのがばかばかしいと思う。

思い出すたびに不快な気持ちになっていたが、先生のおかげで気分が晴れた。

世の女性は誰もが経験することなのだろうか。

難しい歳だと思う三十路である。

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