【本土から1時間。自然あふれるジリオ島へ】

こんにちは、さきです。

夏の休暇はどうお過ごしになりますか?

私はいつもローマから北ばかりに行くので、今年はナポリの先のどこかでキャンプの予定です!

去年はローマとフィレンツェの間にあるジリオ島(Isola del Giglio)のキャンプ場で1週間過ごしましたが、海も星も綺麗で朝から晩まで自然を満喫できました。

ぜひおすすめしたい場所、ジリオ島の魅力をお伝えしたいと思います!

ジリオ島(Isola del Giglio)って?

場所

イタリア中部トスカーナ州の西側にある島。

ローマからは車で2時間、そこから船で1時間かかります。

このジリオ島沖では2012年1月にコスタ・コンコルディア号の座礁事故が起きたのはご存知の方も多いのではないでしょうか?

とはいえ船は翌年引き上げられていますし、今も安全で素敵なところです。

本土から島へ

本土サント・ステファノ港(Porto Santo Stefano)から島まではフェリーで1時間。

2つの会社で運航していますがここから同時に比較し予約できます。

※8月は5日以上の滞在に限り車で入島可

島内公共交通機関

島内にはバスが走っているので、車なしでも十分楽に回れます。

滞在先のホテルや近くの売店であらかじめチケットを購入し乗車します。

料金は均一2€。

おすすめスポット

人で賑わうのは船が到着するポルト、島の真ん中で標高の高いカステッロそしてポルトの反対側に位置するカンペーゼの3つになります。

ビーチは点在していて、ほとんどの場合険しい道を歩き崖を下った先にあります。

このようなビーチは美しいのですが、荷物が多かったり小さな子どもが一緒だと少し大変かもしれません。

島でもらう地図や地元の人に聞いて、その日その日でいろいろなビーチを楽しむのがいいと思います。

ジリオ島散策

ポルト(Giglio Porto)

島を出入りする人で常に賑わう島の東側のポルトは、お土産屋さんがカフェが立ち並び観光地と言う雰囲気があります。

バスもここから出ているので、ビーチへ直行したい人もすぐに乗車できます。

地元の若者いわく夜賑わうのはポルトだそう。

カステッロ(Giglio Castello)

名前の通りお城があり、迷路のように小路がたくさんあります。

夜のレストランやバーは大勢の人で賑わい、あちこちでライブミュージックが流れる雰囲気が最高です。

真夏でも夜は寒いのでジャンパーを忘れずに!

カンペーゼ(Gighio Campese)

キャンプ場のある西側の町カンペーゼは砂浜のビーチがあり、家族連れで賑わいます。

そこの小さなスーパーではワインや果物、サラミやパンなどなんでも買え、さらに自分好みのパニーニを作ってくれます!

おすすめはにジェノベーゼソースを塗りストラッチャテッラとモッタデッラを挟んだもの。

他にも食パンに具を挟んだトラメツィーノやピザもあります。

キャンプ場 Campeggio Baia del Sole

島にはたった1つしかキャンプ場がなく、それがCampeggio Baia del Sole(カンペッジョ バイア デル ソーレ)です。

船は島の東側にある港に着きますが、キャンプ場は反対の西側にあります。

設備

このキャンプ場は何でもありました。

  • シャワー(無料)
  • トイレ
  • 洗面所
  • お皿洗い場(ここの水が飲める!)
  • 保冷剤を冷やすための冷凍庫(有料)
  • 大型延長コード(言えば貸してくれた)

※このキャンプ場での揉め事についての記事↓

払うか否か

予約の仕方

イタリアの多くのキャンプ場同様、予約はできません

ですので直接現地へ行くしかないのですが、キャンプ場はチェックアウトの時間がないので朝早くは空きがありません。

多くの人が帰る夕方には空きが出てすぐ入れるので、朝早く行き空きを待つのではなく、夕方に行った方がロスタイムはありません。

私も朝の長蛇の列を諦め夕方に着くと、すぐに入れました。

料金(2022年)

下記の表のとおり、上部2つPersona(大人)Bambino(子ども)の料金に加え、それ以下のテント場所代の合計が宿泊料金になります。

例えば8月10日から15日まで、大人2人が2人用の小さなテントで過ごす場合

大人2人(€14.5×2)+テントの場所代(€10.5)=€39.5×5泊=€197.5になります。

レストラン&売店

このキャンプ場にはレストランと売店が併設されています。

食事でなくてもアペリティーボのみの利用もおすすめです。

なんといってもこの景色…最高に気持ちいいです!

それから毎日2回、海鮮を売るトラックが来るので、そこで魚や貝を買ってバーベキューなんてこともできます。

私らはもちろん毎日自炊!

こんなに毎日ちゃんと料理している人はおらず、通りがかるたくさんの人に褒められました!笑

だっておいしいものを食べたいもん…

ビーチ

キャンプ場は崖っぷちにあるので、目の前は岩のビーチ!

昼間はここで日光浴したり泳ぐ人であふれ、日の入りは静かに見入る人であふれ、夜は星を見たりお酒と歌を楽しむ人であふれます。

まとめ

いかがでしたか?

わざわざ本土の外まで観光に訪れる機会は少ないかもしれませんが、島が好きな方やキャンプが好きな方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

ビーチだけではなくトレッキングやボートなど、いろいろなアクティビティを楽しめますよ!

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