1年半ぶりにコロナになった。
ローマは朝晩ジャケットが必要なくらい寒いのに、昼間は半袖短パンな暑さという大きな気温差があるので、最初は季節の風邪かなと思っていた。
日本から持ってきていた大切なハレナースを先週の日曜日から毎日飲み、火曜日の休暇をはさみ水曜日に出勤したが、その日に同僚が陽性だったことが発覚し、私もだな~と確信した。
しかしここはイタリア。
コロナになってもみんなの緩さが心地よい。
コロナになったらなった、それだけのことなのである。
最近のイタリアは陽性であっても、自宅待機の義務はない。
体調が悪ければ休むし、なんともなければ働く。
しかし勤務先のルールなのか陽性だったら医者へ行き診断書をもらって、労働許可が下りなければ働けないと言われたので、私は3日ほど休ませてもらった。
イングランドはもうずっと前から陽性でも働くことは知っていたが、肝心なイタリアのルールは知らなかったので、今回知ることができたのはよかった。
さて、私が陽性になり一晩だけ味覚も嗅覚も失うほど体調も悪かったが、夫はほとんど家にいないし気にしないというので、マスクは付けずにいつも通り過ごしていた。
思えば私が知る限り、夫は体調不良で仕事を休んだことはない。
明らかに夫の方が不健康な生活なのに、彼はいつも元気で今回も陰性だった。
私は平熱が5度5分と低く、夫はこれより一度も高いので、風邪の引きやすさと体温と免疫は関係あるんじゃないかといつも考える。
平熱を上げる努力を何年もしているが、未だに実らない。
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