5月1日はインターナショナル・ワーカーズデー、労働者のための祝日でした。
ローマでは毎年無料のコンサートが行われ、多くの若者は連れ立って参加します。
私は義両親からランチのお誘いが来たので、夫とともにチェルヴァーラ・ディ・ローマという村までお出かけ!
カトリック教色が強く残るちいさな村、チェルヴァーラ・ディ・ローマを紹介したいと思います!
ローマから車で内陸方面へ1時間、人口約400人の小さな町。
ところどころに聖母マリアやキリストの銅像が置かれ、宗教色の強い一帯です。
イタリア人は驚いた時や、誰かに邪魔されて不快な時に「マドンナ」と言うのですが、この「マドンナ」が「聖母マリア」という意味なのはこの日まで知りませんでした。笑
歌手のイメージの方が強いです…
そして崖にはたくさんの絵が彫られていて、歩くのに飽きません。
肝心なマリア様の写真は撮り忘れてました…
イタリアの内陸へ行けば、お肉料理がメインになります。
有名なのはアブルッツォだったりしますが、お料理はどこもおいしいです。
今回は村唯一のレストランFerrari Francesco (Via XX Settembre, 20, 00020 Cervara di Roma RM)へ!
ここのレストランではパスタとソースをそれぞれ選ばせてくれます。
私は麦入りのパッパルデッレと言うパスタにポルチーニ!
相変わらず量が多かったですが、おいしくて完食しました
それ以外にもフェットチーネ、ニョッキやラビオリ、ソースはトマト、トリュフやラグーなどがあります。
いろいろなものを食べていくと、自分が好きなものがわかってきておもしろいです。
私は改めてニョッキとラビオリは苦手、麦入りパスタも少し重たいという発見ができました。笑
パスタでお腹がいっぱいなのに、セコンドの串焼きのお肉とティラミスもいただきましたが、不思議と不快な満腹感がない!
そして食後酒もプレゼントしてもらいました。
山の人は優しいなぁ!と思いましたが、食後酒のプレゼントはまあまあ普通のことらしいです…
5月1日にはそら豆とペコリーノを食べる習慣があります。
イタリア人はこのそら豆を生で食べるのですが、私はやっぱり茹でて塩を振って食べたいです…
後日そら豆を下処理しているとき、小さいころ父のつまみとして食卓にあったそら豆や、ふかふかのお布団に眠ってるそら豆と描かれた絵本を思い出し、そら豆の中って本当にふかふかだったのか!っと感動しました。
親元を離れて何年たっても、ひとり暮らししなければわからないことがたくさんあるな…とつくづく感じます。
そんな懐かしい気持ちにもなった5月1日でした。
世界中の働く皆さんにおつかれさまとありがとう!
ヨーロッパ旅行をお考えなら!