イタリアの結婚式へ参加

もうずいぶん前のことだが、昨年8月に友人カップルの結婚式があった。

イタリアではパートナーの優先順位がダントツで高くいつでも一緒に行動するのが普通であるため、参加者ほとんどがパートナー同伴であるがもちろんひとりや子連れもいる。

パートナーに連れられあまり面識のない人の式に参加など、お金もかかるし楽しいのかと思ったがさすがローマの人々、それはそれは誰とでもよくしゃべること、、、

人に会う機会があまりなかった私にも楽しいひと時であった。

イタリア式結婚式

式の流れ

式は宣誓式、アペリティーボ(夕食前のつまみ)、ディナーと続く。とにかく食べてしゃべる。

式は教会か市役所で披露宴は別の場所へ移るか、野外のガーデン風な式場で一度で済ます。

ご祝儀

お祝儀は結婚するカップルが式前後に銀行口座を示し、そこにそれぞれ入金するというのが一般的。

親密度によるがほとんどがひとり€100~€200あたり。

少なめの金額にし、プレゼントも渡すという人もいる。

服装

服装は基本自由。大体男性はスーツ、ジャケット、ネクタイ有り。

女性はほぼみなロングドレス。カクテルドレスでも◎ 教会の式には肩を覆う布が必須。

ハイヒールと踊るとき用のフラットシューズを持っていくのがよい。

こぼればなし

このカップルは彼らが15歳ころから付き合いおよそ15年もの交際期間を経て結婚した。

ハネムーンは日本!と意気込んでいたが、このご時世叶うわけもなくギリシャでのんびり過ごしたようである。

15年の交際、30歳と聞くと思わずよく待てたな、いやむしろなぜ今、、、など失礼だが私には疑問がたくさん浮かんでくる。

だがイタリア人にとっては結婚は意味あるもので、キリスト教の国らしく伝統を重んじ盛大にお祝いするものに感じられる。

だからこそ15年付き合ってもしっかりプロポーズしたのだろう、なんとも素敵である。

その一方でもちろん男女問わず独身謳歌者もいる。

友人のひとりは彼女いない歴10年以上で毎週パーティーを楽しむイタリア男であるが、そんな彼が恋に落ちてしまったのは半年前。

それまで次々と女を変えてもカラッとしていたが(ちなみに女も一時的な関係で合意してるので揉めることはない)、今回の女にはハマったようでティーンエイジャーのように恋に悩んでいる。

彼女と食事だが一緒にとらないか?一緒に夜出かけないか?となにかと助けを求めてきてむしろ可愛いが、半年も付き合うか付き合わないかを決められない元独身謳歌男…そろそろハッキリさせてほしいものである。

この前までの男らしさはどこへ行ったのだろうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA