イタリアで生きる 
8月はほとんどのローマ人がバカンスに行き渋滞も少ないだろうということで、夫と久しぶりに市街地まで遊びに出かけた。
仕事や用事でローマ市街地によく行く私だが、夫は滅多に行かない。
私のローマへの詳しさも誇らしさも夫を追い越しそうになってきた。
さて行き先はローマの市街地、下町の雰囲気が素敵なトラステヴェレ。
まずはのどが渇く前にアペリティーボ！
最近はおいしいスプリッツに出会える確率が減った。
スプリッツはアペロールとプロセッコ、炭酸水で作るのだが、すでにそれが作られているおいしくないものがある。
今回もその味のスプリッツに完全に冷めた揚げ物…さらには初めてアペリティーボで席料をとられた。
１€でも多く売り上げようと必死らしい。
さて、気を取り直して次は川のほとりを散歩。
テベレ川のほとりには、夏になると出店が並ぶ。
雑貨、服、ゲームの店とバーやレストランがあり、多くの人で賑わっている。
私たちはそこで１杯１０€のジントニックを飲み、トラステヴェレに戻っていつも通りトラピツィーノを食べた。
ローマ観光のおすすめ！【トラステヴェレ】
やはりトラステヴェレも観光客でいっぱい。
目の前で腰を曲げたおじちゃんが写真を撮っていたので、私が写真を撮りましょうか？と聞き、夫が僕が撮ろう！とカメラを受け取った。
そこで英国出身のおじちゃんは、それで君は走り去るんでしょ？と冗談を言った。
私にはそれが面白かったのだが、ローマ人夫はそれが気に入らなかったらしい。
写真の後もおじちゃんとその奥さんも一緒にしばらく話したが、去った後に文句を言っていた。
だが夫よ、残念ながら日本でもイタリアのスリは有名だ…むしろ知らなかったのか？
冗談だと伝えても納得しなかったので、この手の冗談は私もやめようと誓った。
イタリアに来たらイタリアをほめちぎること。
ヨーロッパ旅行をお考えなら！
