先週の日曜日は快晴だったのでフィウミチーノ散策へ!
前日から天気予報を念入りに確認し、寝坊しないぞ!出かけるぞ!と海辺で魚介のランチを楽しみに迎えた。
軽く掃除をしてさあおめかししましょうというところで、行くレストランをさっぱり決め忘れていたことに気づいた。
そう、イタリアのレストラン特に日曜日のお昼は予約必須。
検索して良さそうなレストランに電話をしてみたものの、やはり満席だった。
まあしかしとりあえず行ってみよう!ということで出発。
2時過ぎにレストランへ行ってみると「15分くらい待ってくれたら空く」というので、30分待てということだと解釈し、隣のバーへ。
カウンターでプロセッコというというとても古風なアペリティーボをし、海辺を散歩してからレストランへ2時半に戻ると席へ案内してもらえた。
今回のレストランはここ。
※ちなみに地図右上のPizzeria sancho dal 1969も有名店で美味!
船の駐車場の目の前に構える、家族経営らしいこじんまりとしたレストラン。
お腹は空いていたがもう2時半だったので、私たちは3つの料理をシェア。
前菜は魚含む魚介のフリット。
数種類の魚が頭ごと一匹、それがたくさんというなかなかのボリュームな上、魚も海老も新鮮であった。
お次は牡蠣とまぐろのタルタル。
タルタルはもう少し刻んでほしい派なのですこーし残念だったが、やっぱりまぐろも新鮮でおいしい。
最後はパスタボンゴレ。
麺の硬さとクリーミーな感じは完璧だったけどちょっとしょっぱい。
夫が丁寧に伝えると、「え!?ほんと~!?お湯が濃かったのね。申し訳ないわ!」
まあそういうときもあるでしょう。
しかし店員さんもフレンドリーで魚介はどれも新鮮なので、悪くないレストランという感想。
さあ食べた後は歩く!ということで、運河の橋を渡りひたすら散歩。
フィウミチーノには初めてきたが、多くのレストランやバーで人が賑わい、とても日曜日らしいまったりとしたひと時を過ごせた。
歩いた後はデザート。
上の写真の橋の左側の道でチョコレートフェスティバルが行われており、そこでジェラートを買おうとしたが、同じ店がさっきのレストランの隣にあることに気づいた夫が、お店に行くことを提案。
Gambero rossoというイタリア版ミシュランのような機関に選ばれたジェラテリアらしい。
とても美味しかったのでおすすめ!
昔テレビでイタリア人はジェラートの味を選ぶのにも暗黙のルールや組み合わせがあり、あまりにもヘンな組み合わせはしない、とやっていたのを今でも覚えている。
さすがにレモンとチョコレートのような組み合わせは見ないが、ちょっとえ?っと思うような組み合わせはイタリア人でもやることがある。
今回は私が食べたいチョコレートとピスタチオ、イチゴの組み合わせが、夫の希望でチョコレートではなく“おばあちゃんのクリーム”に。
2人でこれ1つだが十分すぎるくらいお腹がいっぱいになった。
ちなみにイタリアのジェラテリアではほとんどの場合、甘くないクリーム(パンナ)を上に乗せるかどうか聞かれる。
苦手だったこれも最近はsiと答えるようになってしまい、デブまっしぐらである。
このあとはスーパーへ寄り、1週間の買い物をして帰宅。
お腹がいっぱいで夕飯はいらない!と言っていたが、結局夜9時ごろに揚げ物パーティーになった。
久しぶりに夫婦でゆっくりできた、幸せな日曜日であった。
ヨーロッパ旅行をお考えなら!