こんにちは、さきです!
今年の夏休みはプーリア州サレント地方へ行ってきました。
プーリア州といっても南の南に位置するFrassanito(フラッサニート)が目的地。
プーリア州は縦に長いので、プーリアに着いたぞ~と思っても目的地まではまだ半分。
休憩を合わせたらローマからは8時間という長い長い車旅でした。
今年も夏恒例になりつつあるキャンプ!
新しいキャンプ用品をたくさん揃え準備万端だったので、天気が不安定な中でもとても快適に過ごせました。
キャンプのことはさておき、今回はプーリアで印象に残ったことを書き留めておこうと思います。
これは私の偏見とレッチェ中心のサレント地方の人々の意見かもしれませんが、サレント人は北部のバーリ人とあまり仲が良くないと思うんです。
街を歩くとお土産物のプーリア州がプリントされたものがたくさんあるのですが、プーリア州の地図はサレント地方で途切れてるんですよね!
写真を撮らなかったのが悔やまれますが、バーリまで書かれたものがなく、プーリアではなくサレントと書かれています。
サッカーの試合でもレッチェとバーリはよくケンカするみたいですし、レッチェの人から見ればバーリ人はタコを生で食べるし方言は汚い野蛮な人、綺麗な海もないと言い方は悪いですが見下すよう。
今度はバーリに行って、彼ら側の意見を聞いてみたいものです。
サレントでも現金なしで旅行できることには、正直驚きました!
一番印象的だったのは、どの駐車場でもカード払いができること!!
しかも有名どころには広い駐車場が良心的な値段で必ず整備されていました。
ローマ周辺の浜辺なんか駐車場を見つけるのは本当に難しく、未だにコインでしか支払えないところがたくさんあります。
さらにDepressaという小さな町の地元のお祭りに行ってみた時は、なんとアプリで注文して支払い、その後QRコードを見せてチケットをもらうというシステム!
こんな小さな町でもアプリが活用されてる…と感動しました。
現金がたくさん必要だと思っていたのに、ローマよりカード払いができました。
本当に失礼しました。
しかし…カードで€10払ったのにレシートは€5だったことは何回かあり、南イタリアを感じさせてもらえました(笑)
生の魚介主に貝類を生でいただけるのは、日本人として幸せこの上ないことでした!
ハマグリやあさり、ムール貝を生で食べたのは人生で初めてでした。
それから海のトリュフと呼ばれる貝も初めていただきましたが、貝殻は何回か見たことがあったので、ああ中身はこれだったのか~と勉強になりました。
不思議なことに生の魚は食べないようで、レストランで刺身を見つけることはありませんでした。
まぐろやサーモンはありましたが、こちらはローマでもおいしく食べられます。
タコもローマにもなくはないですが、サレントの方が一般的でよく見かけました。
プーリア州サレント地方へ行くのは私は初めて、夫は2回目でした。
夫からサレントの人は観光客を雑に扱うし、態度が悪い(上から目線で傲慢)から好きではない、と10何年も前からの経験を聞いていました。
しかし食べ物は美味しく海も綺麗ということで行くことに決定しました。
というわけで私の期待値はとても低かったのもあり、絶対また来たいと思えるほど好きになりました。
なんたってこんなにごはんがおいしくて海が綺麗で、全体的に物価は安め。
そしてのんびりとした雰囲気とフレンドリーな人々が私はとても気に入ったのです。
毎年“また来たい”と言っていますが、今回は本気度が違います!笑
そんな10泊の夏休みを動画にしてみたので、お時間ある方はぜひ見ていただけたら嬉しいです。
ヨーロッパ旅行をお考えなら!