最近できるようになったことに“人に頼ること”がある。
主に夫にではあるが…
きっかけは些細なことで忘れてしまった。
少し面倒くさいことを頼んでみたら、二つ返事で引き受けてくれたのは覚えている。
それが嬉しくて、次の日には頭痛の薬を用意してくれる?と夫に頼んでみたらもちろんだよ!とやってくれた。
薬の場所もわかってるのかわかってないのかだし、水に溶かさなければいけない少し面倒くさい薬なので、頭痛がどんなにひどくても自分で用意していてが、今回は場所も伝えたら難なくやってくれてびっくり。
私にとってはとてもとても嬉しいことだった。
面倒くさいことや手間かかることは、相手もゆっくりしたいだろう、ため息つかれては自分がも嫌な気分になるから…とほとんどを自分でやってきたし、どうしてもやらなければならない時は、ごめんね~とへりくだってお願いしていた。
問題は私だったのだ。
私が勝手にやってくれない人、やらせたら申し訳ないと思い過ぎて、意思疎通を避けて人に頼ることなく自分がやることで、ある意味自分も楽をしていたのかもしれない。
私がいわゆるダメ男製造機だったのか!?
出会ってから、結婚してからはもっと夫を自分が好きな男になるように育ててきたつもりだったが、私もまだまだである。
あの日以来ちょっとあれやってくれる~?と言えば何でもやってくれることに気づいた。
人生もっと人に頼ってもいいんだな!悪いことじゃないな!と、30歳になってようやく気づいた。
ヨーロッパ旅行をお考えなら!