母の日と義母

イタリアも日曜日は母の日であった。

父の日はイタリアでは3月、オーストラリアでは9月そして日本は6月とそれぞれ各国で違いがあるのに、母の日はどの国も5月。

それだけママは“最強”と言う認識で、世界中が一致しているか!?

私は日本にいる母へ花を送った。

弟に頼み私の分も一緒にオンラインで花を送ることにし、2週間前に「あんた忘れるから今注文して」と言い聞かせた。

にもかかわらず、案の定3日前になり「忘れてた」と連絡が来て、今日2日遅れで無事に届いたらしい。

弟とは何歳になってもかわいくて、許してしまうもんである。

そしてイタリアの義母には…何もしなかった。

毎週最低一度は会い、ほぼ毎日メールでやり取りする夫と夫の母だが、夫も母の日に何もしない。

ただビデオ電話で「おめでとう」と言っただけである(夫の実家までは車で5分の距離)。

結婚してから2回目の母の日であったが、私は未だに義母への母の日の贈り物に悩んでいる。

実母には花、義母には何もなしと言うのもなんだかな…と思い花束を買うことを提案しても、夫にはそんなことしなくてもいいと断られてしまう。

それにイタリアでは結婚しても相手の親が義理でも“父母”と言う認識にはならない、と感じる。

いつまでも義母はあくまで夫の母であり、私のものになることはない。

そんなわけで夫が何もしないと言うのであれば、私は口を出さないと言うスタンスで母の日はやり過ごしたが、実際世間はどうなのだろうか。

国際結婚なこともあり、うちはうちと言うスタンスでやってきたが、今度友人たちに聞いてみるとする。

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