スリにやられたら

先月イタリア在住5年目にして、初めてお財布をすられた。

しかも職場の目の前で。

職場の従業員入り口は半地下のようになっていて、ちょうどそこは地上のカメラでは死角になり、門の入り口の中にあるカメラからは、ルーバー壁の入り口付近はあまりよく見えない。

そこまでを計算しているのかはわからないが、とにかくアフリカ系のスリ二人組はそこで私のリュックからお財布と仕事用のポシェットを盗んだわけである。

メトロに乗っているときは、膝の上に置いた荷物でも頻繁にチャックが閉まっているか警戒し、歩いているとき、立っているときはわざと体を揺らしたりして、荷物に触られても気づけるように心がけている。

すられた日はそれらをしなかった、どこか気持ちがふわふわした日で、自分の警戒心不足が原因なのもありショックが大きかった。

さらに私をイライラさせたのは職場の対応。

メトロから職場まで止まったのは職場の入り口の門の前だけ。

30秒直立で背後を全く確認せず、階段を下りて門へ行く直前にも不審な人を見たので、そこでやられたことに確信があった。

そのことを話す前からホテルのディレクターは「スリにやられたんだって?お気の毒に」と言い、上記のことを私が話すと「そんなこと絶対ない。絶対にない」と聞く耳を持たず何度も繰り返し否定したこと。

あなたは私と一緒にその場にいたの?なにを知っているの?と聞き返したかったが、以前より話が通じない人だと感じることがあったので、さっさと話を切り上げた。

次の日カメラの確認をお願いすると、セキュリティチームの二方が「遠くのカメラから、男二人があなたの背後を追って門の前へ下りて行ったのが見えたから、ほぼ間違いなくあなたが言った通りだね」と言ってくれたが、それでもセキュリティチームの上の人はなぜか何も見えないと否定してきた。

賠償金を請求するわけでも、カメラの不備を訴えるわけでもない、警察に言うつもりもない。

ただここで起こってた、残念だったねの一言があればいいだけなのに、なぜ上の人々はここまで全力で否定するのか。

セキュリティチームの二方が確認してくれたのが私にとって救いであったが、それについてもあまり多くを話してくれなかったので、なんだかいろいろあるんだろうなと察した。

ホテルの上の人々のことがよくわかったので、まあよかったとしたい。

ちなみに現金はたった20€前後しか入っていなかった。

すられたら

なるべく早く警察に行きdenuncia(デヌンチャ:被害届)を発行してもらう。

これは在住者でも旅行者でも同じ。

本来これだけでは運転できないが、運転免許の再発行にとても時間がかかることを警察もわかっているので、denunciaとIDがあればそれで運転していても切符を切られることはない。

再発行の依頼方法

Patente

近くのAutoscuolaまたはMotorizzazioneへIDとAutenticazione della foto tesseraを持って行く。

Autenticazione della foto tesseraをコムーネでもらう必要があり、予約はローマ市民ならhttps://tupassi.it/ここから。

Autenticazione della foto tesseraはそのIDが本当に本人のものであると公的に認めてもらうもの。

Carta d’identità

住んでいるコムーネでなくても、どこでもいいのでとりあえずオンラインで再発行の予約をする。

ローマ市は混んでいて時間がかかるので、他のコムーネがおすすめ。

Permesso di soggiorno

まず朝8時には移民局に着くように行き、そこで予約と何が必要かの紙をもらう。

Tessera sanitaria

あきらめる。

手続きが複雑なのと写真さえあれば薬局でも問題ないので作り直すのはやめました。

以上、参考になればすられるのも悪くないな!と思えるので嬉しいです!

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