先日ようやくCarta di soggiorno、滞在許可証を(仮)取得できました!
滞在許可証は種類が複数あり手続きも複雑ですが、今回はその申請方法をわかりやすくまとめています。
私は2021年7月に観光ビザで渡伊しそのまま結婚、そして滞在許可証を取得する計画を立てました。
この記事は日本人がイタリア人と結婚し、そのままローマへ移住するケースを説明しています。
イタリアではビザ関係の相談はすべて警察、そのなかでもビザやパスポートの業務を行うクエストゥーラ(移民局)と言うところになります。
大使館に相談しても無駄で、すべて現地の警察に問い合わせる必要があります。
ビザ申請の手続きに必要な書類やビザが切れそうなどの相談はすべてクエストゥーラへしましょう!
私は午後遅くも繋がったここ↓に連絡しました。
06 46861 クエストゥーラ
そしてRicongiungimento FamiliareやPermesso di Soggiornoなど色々ありますが、結局もらったのはCarta di Soggiornoです。
状況を説明すれば自動的にこれになりますが、結婚してイタリアに移住する家族にはCarta di soggiorno。
郵便局へ行きキットをもらいましたが、それはPermesso di Soggiorno(3か月以上滞在する学生など)への申請の用紙なので必要ありませんでした。
- パスポートとそのコピー(表表紙と顔写真のみ)
- 背景が白の証明写真4枚
- €16のボロ(タバッキで買う)
- 最初の予約で渡される支払い用紙(記載された額€30.46+手数料€1.8を事前に郵便局で支払う)
- 身分証明書とそのコピー
- ファミリーステータス(Stato di Famiglia : 市役所でもらう※オンライン可)
- 婚姻証明書(Certificato di Matrimonio : 市役所でもらう※オンライン可)
アパートに夫と2人で暮らしていますが、私はまだ住民票がなく夫の住所も実家になっていましたが、問題ありませんでした。
クエストゥーラで、今は住民票の住所と違うところに済んでいる旨を別紙に書かされただけです。
①まず予約のために訪問
クエストゥーラに電話をしてもしなくても、1度予約なしで訪問します。
必要な書類一覧が書かれた紙をもらい、手続きのための次回の日時を予約します。
ローマ移民局住所 Via Teofilo Patini, 00155 Roma RM
ウェブサイト Questura Roma Ufficio immigrazione
②手続きのために訪問
①で予約した日時に、イタリア人パートナーを伴って移民局へ行きます。
用意した書類を提出し確認してもらった後は、小さな部屋に入り指紋と身長を測ります。
最後に手渡される紙が、仮の滞在許可証兼引換券になります。
いろいろよろしくない噂ばかりですが、私は到着から終了までわずか45分!待ち時間はほぼありませんでした。
ちなみに夫とその住所に本当に住んでるかの確認に警察が行くから、と家にいる時間を聞かれましたが結局警察は来ないまま滞在許可証がおりました。
③オンラインで受け取り可能か確認
仮の滞在許可証兼引換券には、発行される日として2か月後の日付が書かれていますが、日付が過ぎてもオンラインで“手続き中”とあればまだ受け取れません。
自分の許可証が完成し受け取り可能かはこちらから確認できます。
ご自身の引き換え番号を入力してください。
私の滞在許可証は受取日として記載された2か月を超えても、3か月超えた現在(6月半ば)もまだ来ません。
④滞在許可証をもらうために訪問
7月頭、ついにオンラインで“できました”と見れたので、滞在許可証をとりに移民局へ行きました!
当日は引き換え用紙とパスポートを見せ、指紋で本人確認した後受け取りになります。
運がいいのかローマのクエストゥーラが優秀なのか、すべての手続きを意外にも早く終わらせられました。
さて、これからは国民保険や免許証など、まだまだやることがたくさんです!
以前お伝えした結婚手続きでも書いた通り、観光ビザの3か月で挙式まで済ませるのは不可能でした。
ビザが切れてしまうことをクエストゥーラへ相談に行くと「仕方がないでしょ、他になんて言えばいいんだ」なんて言われてしまったので、結婚式までそのままにしていました。
あたふたと挙式を済ませ1か月がたったころ、夫が「さあそろそろ滞在許可証をとらなきゃなあ」と慌てる様子もなく言うのです!
それまですっかり忘れていた私は焦りましたが、再び忘れ気づけば年が明けようやく1月末に警察へ電話を掛けました。
一連の出来事を説明すると警察は「じゃあつまり…今は不法滞在だね?」と一言。
言い訳もなく言葉に詰まっていると「まあ期間も少なかったし今から手続きするんだからいいよね」とこちらのセリフをそのまま代弁してくれました。
夫いわくこんな難民であふれてるんだからビザをとるだけいい、らしい。確かに…
とはいえいつ何があるかわからないのでくれぐれもお気をつけください!
- 手続きの予約のために訪問する必要がある
- ローマ移民局住所 Via Teofilo Patini, 00155 Roma RM
ヨーロッパ旅行をお考えなら!
とても興味深い内容でした。YouTubeでイタリアの現状を知りました。もっと、イタリアについて、知りたいと思いました。
ゆうこさん、こんにちは。コメントをありがとうございます!なかなかブログもかけていませんが、イタリアのありのままを発信し続けていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。