先週、婦人科に行き検診を受けた。
生理不順のためピルを処方してもらうためであったが、ついでに子宮頸がん検診もしてもらった。
エコーと触診で約16,000円、子宮がん検診はみな無料なので、ついでに一緒にやってもらった。
数か月待つ公立は少し安くなるらしいが、早く検診してもらいたかったのと、まだ国民保険がなく家庭医もいないので近所のプライベートクリニックで診てもらった。
ここのクリニックの受付もやはり50代の働きたくなさそうな女で、なぜかケンカ腰に話しかけてくる。
家庭が上手くいってないのか仕事が嫌いなのか知らないが、他人に当たるとは質が悪い。
すかさず夫が「ここ医療事務で働くというのはあなたが決めたこと。しっかり働け」と戒めた。
こういう時スパっと相手に言い返し、責任持って働くようにと言えるイタリア人の度胸は褒めたたえたい。
さて、処方されたピルは1か月約1,800円。
ピルが1か月2,000円弱は家計に響くが生理がとても不順なことを考えれば服用したいので、今後は東南アジアからの輸入を検討中。
私はこれまでオーストラリア、日本、イタリアで婦人科にピルの相談をしたが各国でそれぞれ反応が違った。
オーストラリアの日本人医師には服用の停止、再開を繰り返すと子供ができにくくなると言われたのだが(後に日本の医者に強く否定された)、ピルの服用は勧められた。
実際ピルは4か月で1,500円以下 と非常に安い。
日本では生理に問題がない限り勧められなかったし、保険が適用されずに高くなる。
イタリアでは特に勧められないし、周りでもあまり服用の話は聞かない。
もしやまだカトリックの影響があるのだろうか?
ところで日本人女性のピルの内服率はわずか3%らしいが、PMSに悩んでいる人にはぜひおすすめしたい。
私は以前もピルを服用していたが、その期間は血の量がぐっと減り、体調不良もまったくなかった。
いつ生理が来るかわかるので、“突然来る”という不安も拭える。
これで私も次回からは快適な生理期間を迎えられるはずである。
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