イタリアのバチェロレッテ・パーティー

欧米文化であり日本ではあまり行われないであろう、結婚する女性のために開かれるバチェロレッテパーティー。

ここ数年では某テレビ番組からバチェロレッテという名前だけは聞く機会が多いのではないのでしょうか?

食べて飲んで喋るのが大好きなイタリア人ももちろんするのですが、想像より遥かに穏やかです。

そこで今回は私が参加したバチェロレッテパーティーも含め、イタリアでの独身さよならパーティーをお伝えしたいと思います!

バチェロレッテ・パーティーってなに?

結婚する女性のために開かれるパーティーのことで、ヘンパーティーとも呼ばれます(男性の場合はバチェラーパーティー)。

アメリカだとラスベガスだのストリッパーだの派手な印象がありますが、イタリアではそんなに性的な話は聞きません(笑)

女子会やお泊り会などそんな感じでしょうか。

企画から準備そしてエスコートまで、とにかく主役の花嫁をもてなすのがこのパーティーの目的です!

バチェロレッテ・パーティーの催し方

誰が主催?

結婚式でブライズメイド(男性はベストマン)になる人が企画します。

花嫁(花婿)が参加してほしい友達を選びますが、それ以外は当日までどこへ行くのか、なにをするのかも知らされません。

いつ開催される?

本来は結婚式前日ですが、ほとんどの場合1か月前から1週間前に開催されます。

そもそも何をするの?

何をするかは本当に人それぞれです。

夜の街に繰り出し派手にする人もいれば、ホテルに泊まってひたすら話し込んだり…とにかく楽しければいいのです!

ただパーティーで起こったことは決して口外してはならないというルールがあります。

パーティーの途中で電話を掛けることも禁止です。

言えないことはやらない、ではなく言えないことは墓場まで持っていくのです!

そして花嫁には一切お金を払わせません。

主役の花嫁は完全にお客さんですので、すべての費用は参加者で割り勘します。

私の周りのパーティー

ヴァレンティーナ

さて、友人ヴァレンティーナのパーティーは式の1か月前の2泊3日、山奥のプール付きビラで開催されました。

参加者は10数人ほど。

山奥だったので付近には何もなく、1日をビラのプールとレストラン、夜もそこで踊って喋って過ごすというカジュアルなものです。

1日目は道中のレストランでランチをし、街を散策した後ビラへ向かいそこでディナー。

2日目は午前中はプール、午後にはビラでワインテイスティング。

男性器のデザインのおもちゃやセクシーな服を準備し、プールサイドでわいわいと楽しみました。

変なおもちゃはイタリアの平和なパーティーにも欠かせなかったですね(笑)

私(さき)

そして私のバチェロレッテパーティー。

ドタバタと挙式した私にはブライズメイドになってくれただけでありがたかったのに、彼女は2人だけのバチェロレッテパーティーまで開いてくれました。

少しでも日本を感じてもらおうと温泉と日本食レストランへ連れて行ってくれましたが、その通り久しぶりにお湯に浸かれて幸せでした。

そう実はイタリアにはたくさんの温泉がありまして、ローマにもたくさんあります!

連れて行ってもらったのはフィウミチーノ空港の近くのQC Termeというところ、アペリティーボも付いてきました。

https://www.qcterme.com/it/roma

気になる方はぜひ見てみてください。

ちなみにTerme(テルメ)が温泉と言う意味です。

男性は?

男性も女性同様人それぞれですが、私の周りはそろって海へ行きます。

ある人は船を乗り継いで島へ、ある人はビーチでキャンプと週末の小旅行と言う感じです。

ただ飲む量はいつもの比ではありません。

お金も欲も惜しまない!


こんな感じでしたがいかかでしょうか?

私は実際にバチェロレッテパーティーに参加してから、派手なイメージがなくなりました。

以前は派手な女子やパーティーアニマルだけのものと思っていましたが、実際体験してみるともっと手軽で楽しいものでした。

バチェロレッテパーティーは結婚するよ!と周囲にアピールすることも大切です。

もしどこかで「Bride to be」なんて冠をかぶっている子を見つけたら、ぜひおめでとうと言ってあげてください!

まとめ

  • バチェロレッテパーティーは独身最後の女子会
  • 口外禁止
  • 花嫁は一切お金を払わない

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