春になりローマへ来る観光客がぐっと増えたように感じる。
職場のホテルでも立て続けに日本からのお客さんにお目にかかり、嬉しい限りである。
さて、最近「普通のコーヒー」に考えさせられていた。
ご周知の通りイタリアでコーヒーといえばエスプレッソ(イタリア語でカフェ)である。
イタリア人は「カフェを一つ」と注文してくれるので話が早いが、日本人を含む観光客がコーヒーをというときはややこしくなる。
アメリカーノ?カプチーノ?エスプレッソ?と何をご要望か聞かなくてはならない。
先月来られた日本人のお客さんは「普通の」と頼まれた。
たまたまその場にはカフェかカフェ・ルンゴ(エスプレッソにお湯を少し足したもの)しかなかったので「普通の」という言葉が引っかかったが、その場は収まった。
そして先日お会いしたお客さんもまた「普通の」という。
私はアメリカーノですね、と返したがまた「いや、普通のを」という。
私は本当に困惑して、じゃあエスプレッソ?それかエスプレッソにお湯を少し足すか、そうでなければアメリカーノになる、と返した。
彼女は「そんなに薄いのは…」と言い、それではっとした!
そうだ!日本のコーヒーショップのメニューには、たしかコーヒーそしてアメリカンコーヒーとあったはず!!
ようやくピンと来て、そこでやっと「普通の」を理解することができた。
たしかにあれは「普通の」という以外に表現のしようがない。
またひとつ勉強になった。
イタリアで生きる 